こんばんは、ベーシストのどーのです。
今回の投稿タイトルはセッション初心者の方からよく聞く話題です。
私がセッションに参加したら”迷惑”をかけちゃうかも…
こんな風に感じたことがある方。多いのではないでしょうか?
「どーのさんの初心者セッション参加したいんですけど、まだ迷惑かけちゃいますし…そのうち行きます!」
HOWジャム初心者セッションを開催するようになってから幾度となく聞きました。誘わずともそうやって話題に挙げて貰えるのはとても嬉しいんですけれどね。笑
私が初めてジャムセッションに参加しようとした時も「とりあえず迷惑をかけないように…」と考えながら参加したのをよく覚えています。
では、どうしてそんな風に考えてしまうのでしょうか。
ジャムセッションに潜む”問題”
世の中のジャムセッションに対する印象が悪すぎるのも一つの原因だと考えています。
セッションで失敗すると怒られる、だとか、嫌な顔をされるだとか。実際にそうした印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
もちろんそうした事象が絶対にないわけではありませんが、そうした場所ばかりでもありません。
レベルに応じて企画を分けるのが望ましい
私はこのように考えています。
ジャムセッションとひとえに言っても、世の中には色々なセッションの形式があります。
例えばプロミュージシャンによって企画されたプロもしくはプロを目指すミュージシャンのためのセッションイベント。
今の日本にはこうしたイベントが実在します。これはミュージシャン達がシノギを削る場所。腕試しをする場所。先輩に胸を借りる場所。仲間内で楽しく演奏する場所。友人を作る場所。といったような色々な性質を持っています。そうした観点ではこの企画は有意義であり、必要なイベントです。
こうした場所に超初心者が混ざってしまうと双方にとって非常に不幸なことが起こります。
またその逆で、超初心者を歓迎するイベントにプロミュージシャンクラスのプレイヤーが参加すると、一緒に演奏するミュージシャンが委縮してしまう場合もあります。
これらの理由からセッションは参加者のレベルに応じて分けるのが望ましいと考えています。
ジャムセッションは集客が難しい
この記事を読んでいる貴方がジャムセッションに対して抵抗を覚えているように、世の中の多くの方はジャムセッションに対して抵抗を覚えています。
そのためジャムセッションそのものの総人口は多くはありません。つまり、ジャムセッションイベントは集客が大変なのです。
そこでセッションを主催しているホスト達はイベントに対して「初心者歓迎!」という文言を付け足してしまいます。しかし、実際は普段通りの運営をするために、そこに参加した初心者がおいてけぼりになってしまう。悲しいかなよくある出来事です。
私はこれに対して非常に悲しい思いも持っていますし、傷ついた人の話を聞くと時には怒りすら覚えます。
本当に初心者に優しいセッションも存在する
もちろんこうした初心者に対して厳しいイベントばかりではありません。
こうした活動を始めてから感じましたが、私と同じように初心者に排他的な風潮に疑問を覚えて状況を変えようと活動しているプレイヤーも多くいらっしゃいます。
例えば、大阪のDⅢセッションやクロスビートジャムセッションは参加者が初心者であっても非常に歓迎して楽しませてくれます。
こうしたイベントであれば、初心者が参加してもまったく問題ありません。参加の際に覚えていて欲しいのは「超初心者であっても迷惑だなんて思わない」という点です。
ジャムセッションだなんて特殊な演奏、誰だって最初は初心者です。その初心者がたまたま運良く続けることが出来た結果が常連プレイヤー達です。
もちろん迷惑だなんて思うことはないし、それ以上に一緒に演奏を楽しむことが出来る仲間が増えることに私たちは喜びを感じます。なので、臆さずに参加して自分の精一杯だけでそれ以上は求めません。出来ること出来ないことはホスト(運営)に伝えて良いようにしてもらいましょう。
そして、演奏が終わってステージから降りた時には「ありがとうございました。」と挨拶を交わして親交を深めましょう。
- 参加セッションは厳選する!
- 迷惑だなんて考えは捨てる!
- ホストには頼ってよし!
- 挨拶はちゃんとする!
これだけでハッピーになれるので皆で楽しみましょう。
参加セッションの厳選については本ブログを参考にしてください。それでも分からない場合は問合せフォームから個人宛にご連絡ください。
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