こんばんは、ベーシストのドウノです。
今日はベーシストなら一度は気にしたことのある弦についてのレビューです。
私の経験を踏まえて独断と偏見を持ってレビューしていきます。その時期の好みもあるので、使っているから良い弦というわけではありません。
誰かの参考になれば幸いです。
最近よく使っている弦
Elixir ニッケル(#14077)
[itemlink post_id=”4767″] みなさんご存じElixir:エリクサーです。2019年現在、この弦はよく使用しています。説明することも無いかも知れませんが、この弦の特徴は”コーティングされている”という点です。
コーティングされているため、弦が錆びづらく、皮脂や埃をはじめとした汚れから守ってくれるという特徴があります。その反面、コーティングのため指先からアースが取れずにパッシブの楽器だとノイズが乗ってしまうこともあります。
正直1回交換あたりの価格は高いですし、弦を張りたてのブライトさは弱いのですが、1回交換すると半年以上持つこともザラですので、私のように複数の楽器を持っていて、頻繁に弦を交換していると財政破綻してしまうという方にはとてもおすすめの弦です。
あと個人的にちょっと不満なのが、5弦セットだとゲージ(太さ)が.130になってしまうこと。5弦は.125を張りたいのに…
※テンション感は高いほど数字を上げています。
SIT ニッケル(NR45105L)
[itemlink post_id=”4798″] 圧倒的なチューニングの安定性を誇ることで知名度の高いSIT STRINGSです。前述のとおり、パッシブの楽器にはエリクサーは張れないので、4弦のパッシブの楽器にはこれを張っています。特にアルダー/ローズ仕様のジャズベには基本的にSIT弦を張っています。
選んでいる理由は良い感じに”普通”なためです。だいたいどこでも売ってるし、価格も安めだし、凄くブライトなわけでもなく、テンションが高すぎるわけでもなく、寿命もほどほどで弦が錆びてからもほどほどに使える音がするから。
トータルバランスとしてこの弦は優れていると思っています。
※テンション感は高いほど数字を上げています。
JIM DUNLOP ニッケル(DBSBN Medium)
[itemlink post_id=”4800″] 最近アクティブの5弦にはこのシリーズを張っています。ジムダンロップのニッケルです。メーカー表記としてはSuper Bright Nickel Woundと記載がありますが、そこまでブライトさが強いわけではありません。ほどほどにブライトながらほどほどにローもちゃんと出る良い感じの弦です。
個人的評価ポイントはそのブライトさのほどほどさ。あとは価格です。5弦セットで3,000円を切ってくるのは非常にありがたい。。。
その反面で寿命はそこまで長くはないです。ただし、弦が死んでしまってからもほどほどに使える音が長く続くといった印象を持っています。
※テンション感は高いほど数字を上げています。
ちょっと前までよく使ってた弦
D’ADDARIO ニッケル(EXL165)
[itemlink post_id=”4802″] みんな大好きなスタンダード弦のダダリオです。非常にスタンダードで優秀な弦だと思います。近年はSITに浮気しているけれど、全然遜色ない弦です。
個人的に気になる点は張ってすぐはブライトだけれど、そこそこ早いスピードで劣化する印象。また、テンションが高めなのでネックの弱い個体だとちょっと気を付けています。
どこでも買えるというのも非常に魅力的なポイントです。
※テンション感は高いほど数字を上げています。
R COCCO ニッケル(RC4G)
[itemlink post_id=”4804″] イタリアのブランドR COCCO(リチャードココ)の弦です。個人的な印象では非常に上品な弦。
ローとハイは極端な出方はせずにミドルに少し特徴のある感じ。これも死んでからも使える弦です。テンションはほどほどに高めなんだけれども、死んでからの嫌な硬さは残らない印象があります。
気になる点は5弦のテンション&発音がイマイチ……。4弦なら非常に好きな弦です。
※テンション感は高いほど数字を上げています。
DR HI-BEAM (MR-45) ステンレス
[itemlink post_id=”4808″] 言わずと知れたベース弦メーカーDRのステンレス弦です。もうスラッププレイヤー御用達な出音。
バキッと綺麗にハイが出る弦です。比較すると若干ロー感が物足りない気もするけれど、まぁ許容できる範囲。あとはテンション感が緩いのもストレスが少なくて良い点です。
ただ高い。とても高い。
※テンション感は高いほど数字を上げています。
KEN SMITH TAPER CORE ステンレス
[itemlink post_id=”4811″] ケンスミス製の弦です。本製品はテーパーコア&独自ゲージ(.044 .063 .080 .102 .125)なので好みが出ると思います。これもR COCCOに似てて個人的な印象では非常に上品な弦。
ココと比べるとテンションが低めでバランスが良い印象を受けます。
特に悪目立ちする癖も無く、使いやすい印象を受けます。あとそこそこ安い。
※テンション感は高いほど数字を上げています。
まとめ
様々な種類の弦が発売されており、本記事ではそれらのレビューを行いましたが、
基本的にはどの弦も良いものであり、好みによる違いで選べば良いと考えています。
この記事が好みの弦を選ぶ参考になれば幸いです。