セッションに参加することは楽しかったり難しかったりするものですが、その一方で参加することで得られる魅力がいくつもあります。
今回の投稿でははジャムセッションに取り組むことによって得られる7つの魅力を紹介します。
コードを読む練習になる
セッションに初めて参加する方にとってまずは、周りの演奏についていけるように演奏出来るようになることが第一の関門になるかと思います。
ジャムセッションではコピーバンドなどの演奏に比べてコード譜を見ながら演奏する場面が多くあります。そのため、普段の演奏以上にコード進行を意識して演奏することが多くなります。
セッションを通して演奏すること自体がコード進行を意識して演奏するトレーニングになります。
音符そのものが読めなくてもコードが読めるようになるだけで、演奏出来る場面がずーっと広がるので是非養っておきたい能力です!
周りの演奏を聴く練習になる
ジャムセッションでは通常のコピーバンドやオリジナル楽曲の演奏と異なり常に決まった内容を演奏するわけではありません。
バッキングでもアドリブを入れたり、独自の自由なソロをとったりといった風に演奏の幅が広くなりがちです。
言い方を変えてしまうと誰がいつどんなフレーズを弾くかもわかりません。
そのメンバーの演奏に反応してついていくためにも、常にメンバーの演奏に耳を傾ける必要があります!
これは普段コピバンばかりをやっていた僕にとって大きな違いのひとつです。
自分自身の演奏を振り返る練習になる
メンバーの演奏に耳を傾けることが出来るようになったら、次は自分自身のこともしっかり見つめましょう。
メンバーの演奏を踏まえて、自分がどういった演奏をしているのかを意識しましょう。
そして、より良い演奏にするには自分がどういうアプローチをすれば良いかを考えましょう!
「自分のことだけを見て演奏している状態」
と、
「メンバー・自分を客観的に見て演奏している状態」
ではまったく違った演奏になります。
試行錯誤のチャンスが増える
これまでにお伝えしたとおり、セッションはとても自由度の高い場面です。
そのため、思いついたアイデアをどんどん試すことが出来ます。リズムでもフレーズでも音作りでも、なんだって自由に試すことが出来ます。
僕の主催する練習セッションでは新しいエフェクターを買うと持ってきてアンサンブルでの音作りを試してみる方がいたりします。
どんな試みでももちろん大歓迎です。色んな思いつきにチャレンジしてみてください。
ふらっと演奏にいける
バンド練習やライブは、友人との日程調整をして、打ち合わせをして、しっかり練習をして、初めて演奏に入ることが出来ます。
それに対して、ジャムセッションはお店で開催していたり、友人が開催しているところに足を運ぶだけで演奏にありつくことが出来ます。
この手軽さはセッションの魅力の一つです。
私自身も会社帰りにそのままセッションに行ってみたり、出先でフェイスブックの投稿を見つけてそのまま演奏して帰ったりといったケースがしばしばあります。
このセッション活動が僕の楽しみの一つです。
友達が増える
最後にして最大の魅力がこれです。
ジャムセッションには本当に幅広い年代・職種の方がいらっしゃいます。
そのため、セッションに遊びに行くたびに初めましての出会いがあります。
若い方では高校生の方から、ご年配の方では50代のおじさままでセッションではお会いすることが出来ます。
演奏を楽しむだけではなく、友人も増えて一緒にバンドをしたりと、新しい楽しみがあるかもしれません。
セッションには無数の魅力がある!!
紹介したとおり、セッションにはいくつもの魅力的な一面があります。
最初はハードルが高く感じるかもしれませんが、一緒にセッションの練習を通じて楽しみを増やしましょう!!