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【ベース】指弾きで良い音や太い音を出すコツ・方法【レッスン】

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こんばんは、ベーシストのどーのです。

太い良い音の指弾き・2フィンガーを作る

この記事ではベーシストにとって最重要の右手の使い方についてまとめています。

私が2フィンガーピッキングで重要に考えているところや、2フィンガーを強化するために役に立つポイントについて解説します。ここで解説する内容は私がこれまでに4人のベーシストから1時間5000円以上のレッスンを受けて学んだことです。

初心者ベーシストから経験者の方まで非常に有効なレッスン記事となっています。

MEMO

最後までご覧頂くことでピッキングの際に意識するポイントや避けた方が良いというポイントをご理解頂けます。このピッキング次第でアンプから出る音は大きく変わってきます。高いベースを買うよりもエフェクターを買うよりもずっと大きな差が出てきますので是非2フィンガーをパワーアップさせて下さい。

2フィンガーピッキングとは

まず2フィンガーピッキングとは、指でベースを演奏する際にもっとも基本となる演奏方法です。

右手の人差指と中指を使って弦をピッキングします。と、こうした基本的なことは多くの方がご存じかと思いますが、そこから更に深掘りして解説していきます。

良い指弾きのフォームとは

指弾き時の指の動かし方

ピッキングを行う際には指先の第一関節や第二間接から曲げ伸ばしを行うのではなく、指の根本から大きく動かします。この際、手のひら側から指を見ると一見してピッキング時には指の根元から指先までが動くように思われますが、実際には間接は指の根本にはなく、指先から手のひらにかけて大きく曲がることが分かります。

こうして大きく動かすことを意識しましょう。大きく動かすことで素早く力強いピッキングを行うことが出来ます。

指弾き時の指先の弦への当て方

ピッキングを行う際に指のどの部分をどのようにあてるのかも非常に重要なポイントになってきます。

私の場合まず指先は弦に対して垂直に入れます。人によっては人差指と中指の長さの差を埋めるために手首に角度をつけて解消する人もいらっしゃいますが、私の場合は中指を少し曲げて人差指と中指の長さの差を解消します。

そして指の腹の1/3くらいを弦にかけて押し込むようにピッキングします。

この際に手首をどのくらい角度をつけるかということも人によって差が出るポイントではありますが、私の場合はあまり角度をつけず比較的手首をまっすぐに維持することを意識しています。これは手首を曲げた状態でピッキングをすることで腱に負担がかかりやすく、腱鞘炎をはじめとしたケガを引き起こしやすくなるためです。

人によって個人差はあると思いますが、健康に無理なく演奏を行うためにも負担がかかるフォームはやめるように意識しましょう。

太くて抜ける音を出すために意識していること

更に重要なポイントはピッキングの際にしっかりと弦を揺らしてあげることだと私は考えます。

これまでに音が抜けないとか出音が良くならないといった相談を数多く受けて来ましたが、そうした悩みを持つベーシストの多くは撫でるようなピッキングをしているという共通点がありました。

ベース弦を撫でるようにピッキングしてしまうと、弦そのものはあまり振幅せずアンプに伝わるのは弱々しい信号になってしまいます。なので、しっかりと弦を揺らすようにピッキングすることを意識しましょう。

この際にただ強く弾くというわけではなく、しっかりと揺らすことが重要なポイントです。逆に言えばピッキングが強くなくてもしっかりと弦が振動すればアンプからは太い音が出ます。

指弾きと楽器の調整

こうしたピッキングを実現するためには楽器側にもしっかりと振動出来るだけのスペースが必要となります。

この弦が揺れるために必要なスペースはメーカーや楽器ごとに異なるもので、弦高をしっかり確保しないと振動しないものもあれば、低い弦高でもしっかりと揺れる状態になっているものもあります。

お使いの楽器によって変わってきますので適宜調整が必要な部分でもあります。楽器の状態とピッキングを確認しつつ調整してましょう。

指弾き(2フィンガー)の演奏の質を向上させる方法

ここではこの2フィンガーの質を上げるための方法をひとつ紹介します。既に2フィンガーが出来るという方にも非常に有効な方法です。

改めて考えると、私たちは思っている以上に2本の指をコントロール出来ておらず、別々の指を使って演奏すると音質もリズムも違ったものになりがちです。

これを改善して良い演奏をするために、まずは正しく理想的な演奏を自分で認知する必要があります。

こうして認知するための手段として、まずはゆっくりで良いので中指もしくは人差指のどちらかの指1本に限定して演奏することをお勧めします。1本の指であれば比較的コントロール下に置きしつつ演奏出来る傾向にあるため、音質が揃うのに加えて、リズムも良くなるケースが非常に多く見られます。

こうして自分の中でより良い演奏の状態を認識したうえでそれを2フィンガーで再現し、必要なスピードで再現する練習をします。こうした練習によって2フィンガーの質を向上させることが出来ます。非常におすすめな練習なので是非取り入れてみてください。

まとめ

今回のベースレッスン投稿では指弾き(2フィンガーピッキング)における重要ポイントについて説明しました。

大きく分けて

  • 良い音での指弾きでの演奏方法
  • 指弾きでの演奏の質を向上させる方法

を紹介しています。

いずれも今後のベーシスト人生に非常に有益な情報だと考えていますので、是非取り入れてみてください。

実際のピッキングを見た上でアドバイスを行うことも出来ます。オンラインに限り30分レッスンを無料で行っておりますので、是非お申込みください。

レッスンの詳細内容については以下の記事をご覧下さい。

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2フィンガーについてを動画で確認する

以下では動画にてフォームの重要性について解説しています。併せてご確認ください。

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