先月中旬頃から平日は仕事に追われて、仕事してるか帰って寝てるかって生活を送ってる僕です。
昨日ひさしぶりに楽器屋さんに行ったところ、ご無沙汰している方々と重量級トークを繰り広げられてMPが回復しました。やっぱり音楽は大きな精神的な支柱になってると再認識しました。
そこで話題にもあがってた僕のMB-2のお話。
MB-2とは
僕が5弦のメインにしている黄色いベースですが、
Miura Guitars U.S.AというブランドのMB-2という型の楽器です。
スペックは以下
僕が初めてMB-2に出会ったのは2015年の1月のことです。
ふらっと心斎橋のミュージックランドKEYさんに伺ったところ、見たことのない楽器が飾ってありました。それが入荷したばかりのMB-2でした。
当時初期ロットとして大阪には5-6本のMB-2が入ってたと記憶してます。なんとなく興味を惹かれ試奏させてもらったところ、衝撃を受けました。
驚いたのは
- 出音の柔らかさ
- 出音の深み
- 出音のレンジの広さ
です。
アクティブ回路を搭載したモダンな楽器なんだけれど、どこかフェンダージャズベースのような聞き馴染みの良い音がします。そのまま無理を言って店頭のMB-2を一通り弾かせて頂きました。
結果、最初に弾かせてもらったバタースコッチの個体が一番気に入りました。
家庭内稟議へ…
しかしながら当時の僕は、入籍してまだ1か月も経っていない新婚ほやほや。2か月後には挙式を控えている極限の状態。その場での購入は控えて一旦持ち帰って奥さんを説得することに。当時持ってた別のベースを売却することを条件にその日のうちに家庭内稟議を通すことが出来ました。
購入&その後
無事に稟議を通した翌日ウキウキで心斎橋へ。その場で男の一括購入をしました。
単体でも十分に驚かされた楽器ですが、購入後セッションやバンドで実際に使ってみて更に驚かされました。
まず、物凄く音抜けが良い。
指もそうですが、スラップなんかをすると
「12Fより高域での音が他の楽器に負けて聞こえない」なんてことがしばしばありましたが、この楽器ではしっかり抜けて聞こえます。
あとは、一緒に演奏するメンバーからの評判が物凄く良い。音程感がしっかりしてるためか、何を弾いているかが周りにもよく聞こえるようです。
先に書いておきながらなんですが、購入当時の僕はまだ理想のFenderを探しているところで本家Fenderの楽器を所有したことがありませんでした。当時持っていた楽器(および借りていた楽器)は某国産楽器を中心としたラインナップになっていました。
しかし、MB-2を持つことで柔らかい音色の楽器の良さに取りつかれた僕は今となっては上記のすべての楽器を売り払ってしまいました。
このMB-2に出会ったことでプレイスタイルにも所有楽器にも大きな影響を受けました。
本当に素晴らしい楽器を作ってくださった三浦さんには大変感謝しています。
この1月でMB-2を持ってまる3年が経ちました。
真っ白だった指板の色も飴色がかってきましたし、ボディ鳴りも変わってきたような気がします。
これからも弾いていきたい楽器のひとつです。
MiuraGiratsU.S.Aの楽器に興味を持ってくれる人がひとりでもいれば幸いです。