こんにちは、ベーシストのドウノです。
連日の投稿ですが、今日も常々もったいなく思っていることについて書いてみます。
このエントリーについては、人によっては何を偉そうに・・・と思ったりなんとも言えない気持ちにさせるかもしれませんが、思い切って発信します。
まずは日頃の感謝を・・・
僕自身の企画する「ジャムセッションの練習セッション」も初開催から数年経ち、SNSで発信していることもあって周りの人からもいろんな形で応援してもらうことが増えてきました。
- 会うたびにイベントのことを気にかけてくれる方
- SNSでの発信をいつも手伝ってくれる方
- SNSで興味を持って参加してくれる方
- 友人を連れて来てくれる方
- 自身の教室や知人に紹介してくれる方
と、色々な形で応援してくれる方が多くてとても嬉しい限りです。
まず改めて感謝致します。本当にありがとうございます。
参加者延べ100人以上
こうして皆さんのおかげでセッションを継続出来ていることもあり、本当に色々な方にイベントに参加して頂いています。
すべてを記録しているわけではありませんが、このセッションを通じて一緒に演奏した方はゆうに100人は超えています。
日頃からジャムセッションに慣れている方から、ジャムセッションなんて聞いたことも見たこともないという方まで本当に幅広い層の方にご参加頂けています。
こうした中で少し悲しい事態も起きてしまっています。
自信を失ってしまうプレイヤー
これは僕のイベントでもそうですし、他のイベントでセッションホストをしている時にもしばしば見かける光景なんですが、「セッションの経験がまだ浅い方が上手く演奏出来ずにその自信を喪失してしまう」という場面が見られます。
自信を失ってしまう理由は大きく2種類
- 思ったよりも上手く演奏できなかった
- 周りの人と比べて上手く演奏できなかった
というものが多いのではないでしょうか。
こうしてショックを受けてしまった人の多くはなんとも言えない表情をして演奏を終えてしまいます。
そしてステージから下りた後に発するのが「練習してきます・・・!」といった言葉です。
僕はこの言葉を聞くとなんとも言えない気持ちになってしまいます。
セルフ褒め上手になろう
さてそうして自信を失ってしまった演奏ですが、そもそもショックを受けるべきことなんでしょうか。
自分が思ったように演奏できなかったとしても、前向きな気持ちで演奏されたものであれば、何かしら良いところが絶対あります。
さきほど紹介したようなプレイヤーは「いい所がまったく無い演奏をしてしまった・・・」なんて考えがちですが、良い所の無い演奏はまずありません。その取り組みであったり、姿勢であったり、内容であったり。色々なところにその人の良いところが現れます。
このブログでも何度か書いていますし、聞き覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが。
例えば、初めてセッションに参加する人が一歩踏み出して会場までやって来た。っていう努力だけでその人にとっては大躍進なわけです。そこから、更に人前で演奏まで出来たってことであればそれは大手を振って帰っても良いがんばりです。
こうした自分の努力にはしっかりと向き合って褒めてあげましょう。
もし自分で良い所が見つけられなければ、思い切って誰か近しい人にでも聞いてみましょう。
どうせ家で練習なんて出来ない
じゃあ、マイナスな気持ちで帰ってしまったとしたら・・・
セッション初心者が100人いたら98人は家で練習なんてしないでしょう。
「そんなことない、家でもちゃんと練習してたよ。」そう感じた方は貴重な2人側の方です。胸を張ってください。
そしてもちろん僕も例に漏れずに98人側の怠惰な人間です。「練習しなきゃ・・・」なんて気持ちは3日もあればほぼゼロになってます。
こうなってしまう理由のひとつは練習の仕方が分からないから。そして何より楽しくないから。
ある程度なれて来た人であれば、家で練習する楽しさを見出せるようになって来ますが、最初の頃はちーっとも楽しくありません。
だからこそ、積極的にセッションに参加して欲しいんです。「出来ないから参加しない」のではなくて「出来ないから参加する」。
出来ないからこそどんどん参加して、色んな演奏を見て・感じて、ジャムセッションという場に「慣れ」て欲しいです。
自分にとっての「楽しい」を探そう
セッションの場面に慣れてくることで、自分の良いところが更に見つけられるようになってくるでしょう。それに加えて、他の参加者の良い所にも目がいくようになってきます。
そうすると、ジャムセッションには本当に色んなプレイヤーが参加していることに気付きます。彼らとジャムセッションとの付き合い方には人それぞれ色んな付き合い方(楽しみ方)があります。
例えばこんな楽しみ方
- レベルの高い演奏を楽しむ
- レベルはさておき人と一緒に演奏することを楽しむ
- お酒を飲みながら演奏することを楽しむ
- 自分が演奏しなくても人が演奏しているのを見て楽しむ
これのどの楽しみ方だって正解です。
演奏すること自体を楽しんでもいいし、演奏を通じて誰かとコミュニケーションをとることだってとても楽しいかもしれません。
僕自身は演奏すること自体もとても好きですが、それ以上に「誰かと一緒に演奏すること」を楽しんでいます。
そんな無数の楽しみ方があるジャムセッションだからこそ、自分自身が一番楽しめる方法を見つければより楽しいものとなります。そのためにも、いま一度ジャムセッションに歩み寄って欲しいんです!
↑ここまでが想い
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その足がかりとして、例えば「ジャムセッションの練習セッション」や「スーパービギナーズセッション」に参加してみてください。
そして、ちょっとでも楽しいって思えた人は、街中でやっているセッションに遊びに行ってみてください。
音楽人生がもっと豊かになるかも知れません。
「ジャムセッションの練習セッション」や「スーパービギナーズセッション」の詳細についてはコチラからご確認ください!