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スラップで良い音・太い音を出すために初心者が知っておくべきこと

先日TwiterとYouTubeにて「スラップ」についての動画をアップしてみたところ非常に多くの反応を頂けました。

せっかくなので確認しやすいように動画のみではなく、ブログ(文字)でも情報を残しておこうと思います。

スラップとは

まず初めに「スラップ」とはどういったものかを解説してみます。

一言でいうと、スラップとはベースの演奏法のひとつで、弦を叩いたり引っ張ったりして音を出します。
多くのプレイヤーは親指で弦を叩き、人差し指・中指で弦を引っ張ります。日本国内では昭和以前はチョッパーと呼ばれることが多かった奏法であり、スラップ=チョッパーと考えて問題ありません。
※音が出ればよいので必ずしもフォームや指が決まっているわけではありません。

スラップがどうして注目されるのか

ベーシストにとってスラップは花形の演奏法として扱われることが多いものです。スラップは叩く・引っ張るという手法によるものなので、アンプから出る音も鋭くエッジの効いた音が出ます。

そのため、普段の指やピックで演奏している音以上に目立った音が出ます。こうした音が出せるために、より積極的にベースの音を前に押し出したいときにスラップは用いられます。

中にはスラップを使ってソロを演奏する場面も多いため、ベーシストにとってスラップは花形の演奏法として扱われます。

スラップの特性

スラップの一番の特性は上でも書いたように「目立った音が出せる」といった点に尽きます。
その「目立つ」という表現にも2つの意味があります。

  1. 音色が目立つ
  2. リズムが目立つ

音色が目立つスラップ

1つめは「音色が目立つ」といったものです。目立つと言われて皆さんが意識するのはこちらではないでしょうか。

特に近年はベース本体にアクティブ回路を搭載しているものも安価で購入できるようになってきています。こうしたベースではパッシブ(アクティブ回路を搭載していないベース)のものに比べて低域や高域の音がより強調されて聞こえるため、更にスラップの音色が強く聞こえるものとなることが多いです。

リズムが目立つスラップ

繰り返しになりますが、スラップは非常に音色が目立つ演奏方法です。裏を返すとそれだけ自分のだす音が「目立ってしまう」という性質も併せ持ちます。つまり自分のリズムが良ければ他のパートに対して強くリズムを訴えかけることも可能になります。

裏を返すと…自分の演奏が乱れてしまった時にはその乱れがダイレクトに聞き手に伝わってしまいます。
スラップをするときには指やピックで弾く以上にリズムに気を付けて演奏する必要があります。

スラップはどうやるのか

ここではスラップ初心者の方に向けてスラップのやり方を解説します

※スラップは人によって様々なフォームがあります。個人的にはちゃんと音が出ればいずれのフォームでも正解と考えますが、ここでは私の思う基本的なフォームをもとに紹介をしていきます。

スラップには大きく分けて2種類のフォームがあると考えています。

スラップのフォーム区分
  1. 定番フォーム
  2. フリー式フォーム
の2つです。ここの区分は私が勝手に書いているものですので、紹介する方によっては違った呼び方で紹介されているかもしれません。

定番フォーム

スラップの始祖といわれているラリーグラハムや近代の名ベーシストであるマーカスミラー等がスラップを行う際のフォームです。

右手で握りこぶしを作り、そこから親指を伸ばしたフォームでスラップを行います。この際、親指が弦と並行となるようにこぶしを構えます。

定番フォーム

フリー式フォーム

80~90年代にかけてベースシーンに衝撃を与えたベースヒーローRed Hot Chili Peppersのフリー(Flea)氏が主に構えるフォームです。

右手をパーの形になるように広げて指先のみを少し丸めます。このまま親指が弦に対して垂直になるように構えて演奏します。

フリー式フォーム 

スラップのやり方(共通)

フォームを2種類に分けましたが、若干の違いはあるものの実際のスラップのやり方としては2つに大きな違いはありません。

いずれも
手首の回転運動を利用して低音弦側を親指で叩き、高音弦側を人差指・中指で引っ張ります。

よく例えられる動きとしては、ドアノブを回す動きがあります。このドアノブを左に回す動きによって親指で弦を叩きます。そこからドアノブを右に返す動きで人差し指・中指を使って弦を引っ張ります。

スラップ頻出パターン
スラップの超頻出パターンの1つにオクターブによるものがあります。例えば、4弦(E弦)の3フレットの「ソ」の音を親指で叩いたのちに、2弦(D弦)5フレットの1オクターブ上の「ソ」の音を人差指・中指で引っ張るという動きです。

こうしたオクターブ関係にある音を連続で鳴らす奏法は超頻出であり、このオクターブの演奏をスムーズに連続して鳴らせるようになればスラップの最も大事な基礎はマスター出来たと考えても大丈夫です。

スラップで音を太く出すコツ

さてタイトルにも掲載した重要ポイントです。

スラップが出来るようになった生徒さん達からよく聞く悩みとして、スラップで演奏した時の音が細くなってしまう。といったものがあります。

スラップによる音色もプレイヤーによって様々で人によって全然違ったものになります。自分が出す音が細ければバンドの中でスラップの音が埋もれてしまうことも少なくありません。個人的に考える秘伝のポイントを伝授します。

スラップの音を太くする秘伝ポイント
  1. 親指の角度を変える
  2. 人差指・中指の接するポイントを変える

この2点です。いずれも手首から先のほんの少しのフォームのお話です。個人的には手首をボディから少し話して打弦する方が太い音が出ると感じています。

ただし、人によって得意な当て方やフォームがあると思います。そこを探ることもレッスンの一環ですし、対面して受講者にベストな方法を「体験してもらう」ことがレッスンの一番の価値だと思っていますので、本当に興味のある方は是非体験レッスンを受講してみてください。

動画編

先日アップした動画についてもリンクを貼っておきます!
こちらでは動きも併せて確認いただけるのでぜひ参考にしてください!

まとめ

スラップについてまとめ
  • 主なフォームは2種類
  • オクターブ奏法を極めるべし
  • 目立つからこそリズムが大事
  • 指の当て方で太さが変わる

これらのポイントを押さえてバチバチなスラッププレイヤーに成長しましょう!

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