こんにちは、ベーシストのドウノです。
今日はみんなが大好きなボーカルさんのお話!
ボーカルさんはセッションに少ないか?
関西のジャムセッションのシーンを見ていると、男性女性問わずどうしてもボーカルさんのセッション参加率が他のパートに比べて非常に少ないように見られます。
これは特定のセッションのことに限らず、ほとんどのセッションではボーカルさんが少ない傾向にあります。
より音楽が盛んな東京を見ると、歌もの楽曲を中心としたジャムセッションの数も多くボーカルさんも多少多いような印象を受けます。とはいえ、それでも各楽器の参加メンバーと比べて参加者は少ないように感じます。
ボーカルはジャムセッションに興味がない?
この事実から見ると、ボーカルの方はジャムセッションに興味がないのかと思われますが、事実はそうではなさそうです。
このHOWジャムのブログにはボーカルという検索キーワードを含んだアクセスも一定数ありますし、個人宛にはボーカルでセッションに参加したいという連絡もしばしばやってきます。
それではジャムセッションにボーカルさんが参加しないのにはどういった理由があるのでしょうか。
ボーカルも参加したいけどどうすればいいか分からない
どうやらこれに尽きるようです。
ボーカルさんもジャムセッションに興味がある方も非常に多いのですが、その一方でボーカルさんは「どのようにジャムセッションに参加すればよいか」が楽器隊以上に分からないようなのです。
たしかに、ジャムセッションというとインスト楽曲も多く、楽器を演奏する人のためのジャンルのように思われがちです。
しかしながら全然そんなことはなく、私たちはボーカルさんの参加を切望していますし、ボーカルさんがいるセッションでは非常に良い雰囲気のものも多くなります。
というわけで!
ボーカルさんにフォーカスをあてたジャムセッションの参加の仕方について解説してみようと思います。
ボーカルさんのためのセッションのやり方
ボーカルのセッションではどんな曲をやるのか
ボーカルありの楽曲は歌ものと呼ばれることが多く、ジャムセッションの場においても同じように呼ばれます。
歌ものの楽曲の一例はこのようになります。
- Isn’t She Lovely/スティービーワンダー
- Feel Like Makin’ Love/ロバータフラック
- Stand By Me/ベンEキング
- If I Ain’t Got You/アリシアキーズ
- Sunday Morning/マルーン5
- 丸の内サディスティック/椎名林檎
邦楽では
をやったりもします。
<一例>
その他定番曲については以下にまとめていますので参考にしてください。
ボーカルのセッションといっても大きくは変わらない
歌の入っていないインスト楽曲か、歌ものかでセッションの内容が大きく変わることはありません。
どちらも共通した大きな流れがあります。
- イントロ
- Aパート
- Bパート
- ★★ソロ回し★★
- Aパート
- Bパート
- アウトロ
ここには一例をあげてみましたが、楽曲によってはA→B→サビの進行だったり、ずーっと同じ進行だって曲もあります。
- 歌の部分を1コーラスもしくは2コーラス歌う
- 各パートのソロ回しがある
- 歌の部分を1コーラスもしくは2コーラス歌う
といった流れが主だということです。
CDでよく聞く流れのように歌でソロをサンドします。
ソロ部は特に何かしないといけないということはありません!
もしも出来そうならスキャットでソロをとって貰ったり、
他のメンバーのことを煽って貰ってもとても良いと思います。
ボーカルセッション参考動画
動画にてボーカルさん入りのセッションの様子をアップしてみますので参考にしてください!
他のパート共通のセッションの方法についてはコチラ
セッションは楽器隊だけの遊びではありません!ボーカルさんもセッションのやり方を覚えて一緒に楽しみましょう!!