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【Cantaloupe Island / Herbie Hancock超解説】セッション定番曲の紹介

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こんにちは、ベーシストのドウノです。

今日紹介する楽曲は、Herbie Hancockの「Cantaloupe Island」です。

これまでに紹介した

  • Cissy Strut / Meters
  • Chamelon / Herbie Hancock
  • The Chicken / Pee Wee Ellis

と並んで「セッションの4C」と呼ばれる超定番曲の1つです。

Herbie Hancockについて

Herbie Hancock(ハービー・ハンコック)氏はアメリカはシカゴ出身のジャズピアニストです。

紹介記事を書いている2018年3月現在で77歳。1960年にプロとしてデビューした後、現在まで世界の第一線で活躍しているミュージシャンです。

ジャムセッションでもWatermelon Manをはじめ、Cantaloupe Island、Dolphin Danceなど数々の楽曲が定番曲として演奏されています。

今回紹介するCantaloupe Islandは1964年に発表した楽曲です。

Cantaloupe Islandについて

Cantaloupe Islandの譜面は以下のようになります。

CantaliupeIsland譜面

この曲が演奏される場合、Keyは主にFmで演奏されます。

イントロ

この曲のイントロでは以下の2パターンが多く見られます。

  • ベースがフレーズを弾き、4小節程度で他のパートがインする
  • 鍵盤がイントロフレーズを弾いて他のパートが随時入っていく

どちらの場合も最初のFm7のコードを繰り返し演奏することでイントロとすることが多いです。譜面上のイントロ部がこれにあたります。

その後、管楽器・鍵盤・ギターの楽器などが曲のテーマを始めるタイミングでF7→Bb7の進行に進みます。

過去に紹介したハービーハンコックの楽曲「Watermelon Man」と似たイントロになることが多く、どっちがどの曲だったかと混乱することも多くあります。両方の曲をぱっと思い出せるように意識して区別しましょう!

テーマ

上にも書いたとおり、管楽器・鍵盤・ギターなどの楽器でテーマを取ります。

譜面の13小節目、15小節目には「ダッダー」というキメがあり、16小節目の最後にも「ダダッ」というキメがあります。

このキメについては音源をしっかり聞いて歯切れよく決められるようにチェックしておきましょう。

ソロ

ソロ部は一人でテーマひと回し16小節をひとくくりとして回します。(16小節 × n回)といったサイズになります。

1~4小節目と12~16小節目は同じコードが続きます。ソロに入るとこのコード8小節演奏しないといけないところを4小節で次の進行に入ってしまうことが多々あります。

これを意識して小節を見失わないようにしましょう。

また、この曲ではドラムソロはアウトロで演奏することが多く見られます。その場合はこのソロ部ではドラムはソロを取らず、ベースソロの後にテーマに戻るので覚えておきましょう。

アウトロ

ソロの後、テーマに戻ります。

基本的にはテーマ(Aメロ・Bメロ)を2回繰り返します。

2回目のテーマでは、11~12小節目の「ダッダー」をひたすら繰り返し、繰り返している上ドラムソロを取ることが多くあります。この場合は、ドラムソロの最後に12小節目最後の「ダダッ」のキメを演奏して終わります。

以下に参考音源を貼っておきます。こちらでソロのイメージをつかんでください!

これでCantaloupe Islandの解説は終わりです。

質問などありましたらお気軽にご連絡ください。

Cantaloupe Islandをセッションで練習してみる

HOWジャムの開催する初心者セッションでもCantaloupe Islandをよく取り扱います。

是非一緒に練習しましょう。

参加申し込みは以下から可能です。







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