こんにちは、ベーシストのドウノです。
衝撃を受けた記事があったので共有のためブログに書いてみます。
フリーダムカスタムリサーチとは
FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCHとは、東京に居を構えるギター・ベースの工房です。
もともと、フェンダー等他社の楽器のリペアを行っている工房でしたが、
この10年ほどは、自社ブランドのギター・ベース・各種パーツを販売しています。
2013年頃にオリジナルモデルのベースであるRhino(ライノ)シリーズを販売し始めたことで一気にその知名度をあげました。
製品のみでなく、卓越したそのリペア技術にも定評があり、国内の素晴らしい工房のひとつとして有名でもあります。
MORE FREEDOMとは
フリーダムカスタムギターリサーチのウェブマガジンです。
恥ずかしながらそのコンテンツ自体を知りませんでしたが、
内容はF.C.G.R(フリーダムの略称)のスタッフが日常の出来事やその思いをつづるブログです。
● 社長はもっと語りたい!
● 工場長の「カラーで語れ!」
● 木工長の「この材グッときた!」
● リペアの現場から
● 職人の肖像
● 勝手に〇〇のギターを考えてみた
● 今週の一本
といったコンテンツが紹介されています。
僕が衝撃を受けたのは、このなかの、
木工長の「この材グッときた!」
です。
「激軽!“ライトアッシュ2P”」の投稿では、
材に耳を寄せ “コツコツ” と、指でドアをノックする様に叩き、材の鳴りを確認・・・
「いいね!」
「タッピングした時の余韻の残り方がいい、音に張りもある!」
「この材ならTEを作りたいな!グリップは太目なネックで!」
「すごく軽いライトアッシュは良く鳴るけれど音の芯とミッドレンジが出しにくい。ボディ剛性の低いSTよりボディ剛性も高く容積もあるTEの方がライトアッシュらしい音の硬さや余韻、色艶、倍音の乗りを良くしてくれるからね。」
引用元:激軽!“ライトアッシュ2P”
との記載がありました。
職人とプレイヤー
私たちプレイヤーは仕上がった製品の出来云々を判断することは出来ます。
しかし、職人さんが木材の時点でここまで想像することが出来るだなんて思ったことすらありませんでした。
リペアの際でもオーダーの際でも。
私たちプレイヤーは自身の出したい音や弾きたいプレイについてより明確なイメージを持つことが必要で、
理想のイメージを具体的に伝えることで職人さんは実現のために尽力してくれるものだと再認識しました。
そのためにも、自分の理想のイメージを膨らませていくことに取り組んだ行きたいと思いました。
(フリーダム・・・やっぱり一本は欲しいなぁ)